自分だけの思いつき、など。

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...... 2024年12月13日 の日記 ......
■ 2024/12/13 思いつきと、定年を迎えてもなお会社に通うことには意味があるのか、の考察。   [ NO. 2024121301-1 ]
文字色で「黒茶」というコードを使ってみる。果たしてちゃんと表示されるのだろうか。

さてそんなこととはまったく関係なく。

仕事に対する考え方をずっと考えていたのだった。

幸い、結婚もせず子供もおらず、土日は遊びもせず家に閉じこもり、平日は家と会社の往復ですごし、風俗にもいかず(この項別に詳述)、ついでに仕事もせず、30数年かけて通った会社では結局、入社当初の想定通り最後まで平社員で終わることとなった。
途中で、「このままだときっと一生平社員だな」くらいの自己認識はあったので、貯金と運用に舵を切ったのが30歳くらい。

その甲斐あってか、どうにか自分一人はうまくやったら(ここ重要)お・そ・ら・くなんとか死ぬまでには困らない「かもしれない」くらいお金は用意できる「かもしれない」。

もう60歳、新聞の訃報欄を眺めると62歳、63歳で亡くなる人が稀ではない。著名人でこうなのだから、無名人はもっと多いだろう。今年、会社の先輩は68歳で亡くなったと聞く。

68歳だとしたら、人生の自由時間はあとほんのわずかしかない。だとしたら、いくら定期収入がありがたくて心の安寧を得られるものだとしても、一日の大部分、1年の三分の二程度またはそれ以上の時間を、いくばくかの金銭のためにこんな○(丸の中にはクソが入ります)会社に捧げ尽くしていいものなのだろうか?

残り時間は明確に切られている。あと4年数カ月経ったらこの会社との縁は強制的に切られ、殆ど全ての人とはそれ以降、おそらく死ぬまで会うことはなく、会いに来てくれる人がいたとしてもそれは俺の葬式のときだろう。
だとしたら、一生懸命に色々と我慢してストレスを溜めて会社に通う意味はあるのか?

なんてことを考えたので、表のブログに書こうかと思ったが、一度このブログに書いてしまうともう面倒くさくなって二度目を書いたりしない。

こういう考え方も、実は大切だと思うなぁ。
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しかし・・・今自分のしていること、置かれている立場というか現状を考えると情けないものがあるな。

還暦を迎えたというのに住む家は自前ではなく。
妻や子供どころか、彼女も恋人もいない。母親は死ぬまで「私が死んだらあなたは一人になってしまう」と心配していたけど、その通りになりそうだ。
「パートナーがいないと」とずっと、きっと俺が若いころから、小さいころから心配していたのだと思う。

いま、不定期に会っているのは、台湾人の元売春婦。
日本に憧れるあまり、借金して来日し、日本語学校に通う就学生(留学生とは違い、二段も三段も落ちる)をやりながら、まず新宿の夜の店へ。そこでいじめられたとかで、横浜の関内、黄金町にある青線、非合法売春宿でカラダを売っていた。俺とはそこで知り合った。
ずっと店での関係だけだったが、時々は食事に行ったり、コンサート行ったりして、そのうち黄金町の売春宿がクリーン作戦で閉鎖になると、ホテルで会うようになる。
その後も25年の長きに渡って関係は続き、一時は彼女の住むマンションで会っていた。
今は大体月2回、ホテルで会うことが続いている。

・・・続いているけれども、これはただの金とカラダだけの関係で、交際しているわけではない。
彼女は偽装結婚と離婚をして日本の永住権を手に入れたが、定職についているわけではなく、健康保険には入っているが厚生年金国民年金には入っていない。
彼女も60歳近くなり、夜の店でいつまでも働くわけにはいかない、働けない、雇ってくれなくなるだろう。

今は、それ以外の仕事もしているが、アルバイトで、いつまで働けるのかはわからないし、続けたところで退職金もない、先に書いたように年金もないから、働かなくなったら即座に生活に行き詰まるはず。
どうするんだろう。

そういうひとと、ほぼカラダだけの関係で長年会っているが、続けていてもハッピーエンドが待っているとは到底思えない。

要は、私の場合、会社を辞めたら、おそらく自由な時間は手に入るが、引き換えに誰とも会わない孤独がやってくるのかもしれない。

金があるから会ってくれている元売春婦も、俺に金がなくなったら用なしだろうし。

すぐに生活には行き詰まらないくらいの金はあるが、数年経ったら行き詰まるかもしれない。

つまり、きっと誰も助けてくれない生活がすぐそこで待っているかもしれないということだ。

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