自分だけの思いつき、など。

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...... 2024年07月20日 の日記 ......
■ 山下達郎コンサート 最高の音楽と最低の同行者   [ NO. 2024072002-1 ]

山下達郎のコンサートに行ってきた。

今回のコンサートツアーでは3日目。
3400人入る、3階構造のNHKホールの、1階部分の前から10列目以内。殆ど真ん中に近いところ。いやー、あまりにいい席で驚いた。同行のA氏のファンクラブ優先購入のおかげである。

1年ぶりのコンサートで、こんな前の席で、堪能した。


但し、同行というか、誘ってくれたA.氏は最低であった。
愚痴を書くと見苦しくなるが、まぁ最低。

お坊ちゃんで(私も人のことは言えないところがある)、家にお金があるせいか(これは私は関係ない)、50歳の時に、希望退職に応じて退職し、それから64歳になるこんにちまでただの一日も働いたことがないという、大変羨ましい境遇である。
時々「カネがない」と言うが、そのくせしょっちゅうコンサートには行き、年末年始はご両親と共に熱海の温泉旅館に長逗留するというご一家の一人息子。
渋谷まで親のボルボでやってきて、帰りには乗せてもらったのだが、運転がものすごく下手。本人の運転技量に見合わないクルマなので、角を曲がるのにも大回りしている。40キロ制限の道を28キロくらいで走る。

どこかで食事しようということになり、ガストに行くが、注文をきめるのに異様に時間かかかる。9時44分にメニューを見始めて、57分になっても何一つ決まらない。ガストは22時過ぎの注文には10%の深夜割り増しが付くのでイライラしながら待っていたがいつまで経ってもメニューを矯めつ眇めつ(ためつすがめつ)見るだけで一向に注文しようとしないので業を煮やして「Aさん、ここね、10時までに注文しないと割り増しになっちゃうの」と言う。

食べるのも、のろい。昔ッからのろい。
この人と食事するたびに、「なんでこの人はいっつも食べるのが遅いんだろう」と思って動作を観察している。
とにかく、口の中に食べ物を運ぶスピードがものすごく遅い。また、食べ物をフォークや箸でもてあそんでいる時間が長い。
もてあそんでいるから遅いのか、ゆっくり食べていて手持ち無沙汰だからもてあそんでいるのか、どっちが先だかわからないが、まぁ要は食べる速度が遅いのだろう。

本人曰く、うつ病のクスリのせいだと言うのだが、身長165センチくらい、体重100キロくらいに見える。ぶくぶくと太ったせいなのか、カラダを動かす速度が遅い。歩くのが遅い、椅子に座るのが遅い、立ち上がるのが遅い、階段上がるのが遅い。64歳で、家にいて、移動はいつもクルマで、歩かないとこうなっちゃうんだな。ホール内の移動も遅かった。


食べ終わってからも、ぐずぐずしている。向こうは4年年長だと思うから、私は敬意を払って黙っているが、食事が済んだのに一向に帰ろうとしない。さりとて何か話しかけてくるわけでもない。結局、閉店になる零時間近まで残ることになる。

深夜に豪雨で、家の近くまでクルマで送ってもらうことになったが、またこの雨の中の運転もドヘタクソ。後続車があろうが、40キロ制限をのろのろと走る。左折時には、やっぱり大きく大回りでないと曲がれない。

なんかもう、この人と一緒にいると、いつもはグズな私が俊敏な人に思えてくる。

そしてまた、私は、誰かと一緒に行動するのは向いてないのかな、結婚できないな、と思ったりする。・・・まぁ結婚は関係ないか。できないのは別の要因もあると思う。

それにしても、達郎のコンサートにはいっつもこの人と一緒に行くのだが、そのたびにいらいらさせられる。要は、あまりに「マイペース」で、こちらに合わせようとしてくれないからか。私以外の誰でも、こんなにとろい人とは一緒にいたくないと思うんだがなぁ。




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