合羽橋の基礎知識。
飲食店に関するもの(調理器具、食器、什器備品、店舗装飾品)ほぼ全てを売っている。 ただし飲食店そのものは殆どない。ないわけではないが・・・皆さんどこでご飯食べてるんでしょうか。
カジワラキッチンサプライとかニイミとか、その他なんか聞いたことのあるお店も多いが、新しいお店もあり、空き店舗もチラホラ。 昔からある老舗も多いが、老舗ばかりというわけでもない。店舗の入れ代わりはちょくちょくある感じ。
最寄り駅は田原町。駅を降りると周囲には仏具店が多いが、ビビらない。道順は地図とかグーグル先生に聞く。
日曜はほとんど休業。7割休業という話も。 営業は、だいたい17時前後までで、18時過ぎて営業している店は殆どない。
一般客をメインにしている店もあるが、飲食業者を相手にしている店もあるので、そういう店ではあまり丁寧な接客はあまり期待しない。 もちろん、例外はある。
あらゆるものを扱っていて、ここにくれば一通り揃う、という店と、なにかに特化した店のおおむね二通り。
インバウンド需要が多かったときには、外国人が沢山いたが、コロナ禍で激減。
包丁を買いに行く。
実は、包丁なんてモノは専門店でなくても売っている。 総合店(という言い方は変か)に行くと、包丁コーナーがあちこちにある。ただし、モノの善し悪しを判断できない人は近寄らないが吉。
で、今回包丁専門店に行く。
包丁専門店が数軒ある。以前買ったことがあるのは「つば屋」というお店だったが、メインストリートを歩いていると、通りの左右に4,5軒ほどある。
ここで重要なのは、お店に行く前の下調べ。 そもそもそんなに詳しい人なんかいないし、お店の人の方が詳しいに決まっている。 しかし、今、どんなメーカーがあって、有名だったり、いいとされているのはどこのどんなものか、また相場はいくらか、なんてことがわかっていないと、店の人に説明してもらっても理解できない。
そんなときに便利なのがインターネット。 私は「包丁 どこで買う」で検索してお勉強してみた。
https://www.o-uccino.jp/article/posts/44576 https://xn--68jza6c6j4c9e9094b.jp/category24/entry2556.html
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/good-brands-for-begginer
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/not-recommend
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/good-brands-for-begginer
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/not-recommend
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/good-brands-for-begginer
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/misono
https://wow-j.com/jp/Allguides/other/sightseeing/00060_jp/
ここら辺が参考になった。
帰って来てから見返したり、見せてもらった包丁を思い返すと、藤次郎の三徳が4,950円(多分税込み)で安くてよかったなぁ。
各店舗色々あるけど、やはりお店の人に話しかけてみる。 今回は、家庭用、使うのは私(このおっさん)、三徳、予算は1万円以下、できれば8千円以下程度で。
色々見せてもらいました。
ネットに出ていたブランドでは、グローバル、藤次郎、misono、藤寅、なんてところを見せてもらいましたが、 「うちのオリジナルです」っていうのが結構どこの店でも扱っている。 つば屋もそうだけど、それ以外の店でもあります。 もちろん、店で鋼から作っているわけではなくて燕三条のメーカーに作らせているんだろうけど。
また、包丁で大事なのはブランドよりも素材。 モリブテン綱、ダマスカス綱、V1、V10、などなど。
ここら辺のことも、素人でたまに包丁買う人にはわからないから、ある程度、の知識を仕入れておくといいかも。
午後2時半から回りだしたので、あまり時間がなく、端から専門店回って話を聞いていたら、さすがに疲れてきて、最初の方の店に戻って買う気力と体力がなくなってしまった。
件のつば屋は、合羽橋道具街の中程にあるのだが、そこに行くまで5軒は回っただろうか。
今回の場合、商品知識ほぼゼロで突撃したので、一軒一軒回ることで段々知識がついてきたが、それはちょっと時間の無駄だったか。
そしてなにより、包丁は自分で持ってみないとわからない。重さ軽さ、握った感じ。
素材も、色々と違いはあるのだろうけど、私はそんなに凝ったもの作るわけではないし。 どれを取ったって、最低限以上の質はクリアしているのだろうし。
結局、買ったのは7,800円(税込み)のもので、帰宅して思い返すと、4,950円のでも十分だったかも、と思うけど、10年使うと仮定すれば年780円と495円。 実際には、問題なければ20年は使えるだろう。それに毎日使うものだし、数千円違ったところでそんなに損もしていない。
ちなみに、つば屋では、店頭に並んでいるのは11,500からだが、話してると6,500円、9,500円の三徳を出してくれた。 しかし、応対してくれた店員の話によると、売れるのは11,500円、として自分も使っていていいのは16,500円のもの、とのこと。
上を見ればきりがない、いい包丁はそれなりの値段がする、しかし安くてもものが悪いわけではない、ブランド名のついているものが悪いはずないが、店舗オリジナルでもいいものはある。
こんな処でしょうか。
帰宅して早速チラシ広告の紙を切ってみましたが、触るだけで切れるような感じ。
ま、これでしばらくなんか作るとしますか。
余裕ができたら牛刀を追加、今度は藤次郎かmisonoか、30年前に下宿先近くの金物屋で買った果物ナイフの買い換えだな。
包丁は、じつはどこでも売っている。
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