うるさくってたまらない。 左は大きな声で独り言。 右は不定期に不規則な唸り声や素っ頓狂な奇声を発したり、ゴボゴボ音を立ててペットボトル飲んだり、スマホの動作音がうるさい。
制度ができたときから、私の場合は勤続30年が最初で最後の一回きりだと知っていたから、数年前から楽しみにしていて、どこかに行こうかずっと考えたりメモに書いたりしていた。
しかし、いざその順番になってみると、母親が死んでしまったので、家事全般をやらなければならなくなっており、毎日とても忙しい。 「この程度で忙しい?」というひともいるだろうが、私にとってもこの程度の家事をこなすのもとても大変。 毎日、楽しくない。
幾ら金をくれるといっても、強制的に休まされ、どこかに行ってこいというのがこんなに苦痛だとは思わなかった。 「金と休みをやるからどこかに行ってこい。ただし1年間に限る。使わなかったら金は没収。」ってことで、休みを取るのに大変苦労した。 また、となりに席にいる人が、永年勤続休暇でも休まずに旅行券を返却したことを自慢げに話す人だったので、休みを取ることに理解がなく、調整するのに苦労した。
予定は立てたものの、何回も業務と重なってその度に中止したり変更したりしたが、チームのリーダー格(役職としてのリーダーではなく、全員を引っ張るような役割を果たしている人という意味)からは、休みをとるのをやめたことに対して特に何もなく、結局、この永年勤続休暇制度は余裕を持って仕事していて会社(人事)の覚えめでたい人だけが利用できる制度で、そうでない人にとっては形骸化していて、ただのおかざりでしかない。
業務の都合もつかないし、 家には要介護1の父親がいてその食事作りや家の掃除洗濯などしなければならないことが山積み。
もう永年勤続休暇はないからいいが、
JTBの旅行券だったので、当然ながらJTB、または関連のある旅行代理店でしか使えない。 たまたま通勤経路に海外旅行専門のJTB支店があったが、相談受付は19時半くらいには終了するため、帰りの遅い私は間に合わず、何ヶ月も相談できないままだった。やっとの思いで休日に予約して相談できたが、それ以降の相談はできないままだった。 しかし、世の中にはインターネットという便利なものがあって、店舗に行かずとも24時間休日関係なく、いくらでも検索できたのだった。前もって気がついていれば、いくらでも旅行の計画も検索できたのだった。 歳のせいか、「まずインターネットで」という発想がなかったのは、まことに残念。
しかし、毎日毎日家でバタバタしすぎ。 毎日寝るのが二時だったり、家帰ってからやること多くて落ち着い考えることもできず。
仕事中でないとこういうことを考える時間がないというのも不幸だと思う。 |
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